2011年01月29日

エジプト大統領退陣へ全土で衝突

エジプトのムバラク政権退陣要求の抗議行動が、イスラム教の金曜礼拝後「怒りの金曜日」の象徴のもと規模を拡大しつつある。


今までの独裁政治化では規制や監視の目が厳しく、とても多くの国民を終結させることすら出来なかったはずである。
それをフェイスブックなどのネットワークが、小さな草の根の力を集結し、悪政に立ち向かうパワーを津波のように拡大させたのが大きな成果となって現れている。


抗議の原動力を支えたのはITではあるが、最大の力は人間がそこに住み、そこでささやかでも自由な幸せな生活を送りたいという根源の願いである。
「パンと自由と尊厳と。」の叫びが全てを象徴している。


しかし、独裁政権も黙ってはいない。
北朝鮮への査察などで注目を浴びたIAEAの前事務局長エルバラダイ氏も、民主化を訴えて帰国しデモを支持しようとしたが、自宅で軟禁された模様である。


独裁者の行動はパターンが決まっている。
まず都合の悪いことは禁止するのである。


ネットを直ぐに遮断し、デモ弾圧へ強硬な態度を取った。
このなりふり構わぬ対応は民主化へのデモに対する大きな危機感を現している。
しかし、全ての口をふさぎ行動を封じ込めることは、人間がそこに住んでいる限り不可能である。


いくら悪政、独裁政治といっても人がいない国で政は出来ない。
家畜でも狭いところに囲われると抗議の反応に出るのである。
ましてや知恵のある人間である。無理やり言うことを聞かせようとしても好きなことばかり出来るはずが無い。


ただし、ムバラク政権だけが悪者かといえば、どうもそうではないようである。
ムバラクは出先の悪代官のようなもので、本当の悪は背後に潜んでいるのが時代劇の常道である。


本当の悪とは民主主義に名を語った金融至上資本主義の集団であり、アメリカやイギリスの政治を支配しているグループでもある。
どうもこの集団が世界を自分の意のままにコントロールしようとしているような気がしてならない。


オバマ大統領はエジプトのデモに対し、フェイスブックなどのメディア利用を妨げないように声明を出す一方、親米政権であるムバラク大統領も庇う中途半端さを示している。
生かさず殺さずでやれということなのであろうが、中途半端で終われないのも人間の性である。
どこかでは間違いなく破綻の道が来るであろう。


ムバラク政権と同様、小悪魔的なものが日本のアキ菅政権である。
国債下落に疎いのは情報が届かないことだと屁理屈を考えるから、更に危機管理体制で突っ込まれてしまう。将に恥の上塗りである。


マスコミを操作し、インターネットの情報を取り上げないで遮断しようとするところはムバラク政権とも大差ない。
そしてアメリカへTPPのお土産で日本をどうにデモしてくださいと売り渡す算段である。


日本の「怒りの金曜日」はいつになるのだろう。


**世界の情報は英語から、ただし真の情報を掴むことが大切
 英会話・英会話教室のベルリッツ


posted by yasuucare at 14:26| Comment(0) | TrackBack(3) | エジプト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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